2020.7.3
消費税以上の巨額な財源?…トービン税とは何か
新型コロナウイルスに関する「基本的対処方針等諮問委員会」で、
財政問題の解決策として「トービン税」の導入が提唱され、話題になっているようです。
「トービン税」とは、外為などの金融取引に税金をかけるというものです。
今の税制では、利益にのみ課税される形になっており、取引行為そのものに税はかかりません。
日本の1日の外為の取引量に限っても40兆円を超えることから、巨額の税収が見込めます。
「トービン税」は様々な問題も孕んでいるが故に議論に上がることはあまりありませんでした。
コロナ危機という特殊な状況があったが故に、取りざたされたとも言えます。
2020.7.3