2021.12.7
資産運用の多様化・国際化で「富裕層」を積極的に調査
国税庁がこのほど公表した「令和2事務年度 所得税及び消費税調査等の状況」では、国税当局の主な取り組みが示されています。
それによると、海外投資などを積極的に行っている個人など「富裕層」に対し、資産運用の多様化・国際化が進んでいることを念頭に、国税庁では、海外取引等を行っている個人や海外資産を保有している個人などに対し、国外送金等調書、国外財産調書、租税条約等に基づく情報交換制度のほか、CRS情報(共通報告基準に基づく非居住者金融口座情報)などを効果的に活用し、積極的に調査を実施しています。
2021.12.7